トラ!トラ!トラ!から80年
日本海軍が真珠湾を攻撃してから80年
節目の年であることだからか、NHKでは毎晩のように太平洋戦争に関する特集が放送されている。
遠い昔のようだが長い歴史の中ではごく最近の出来事。
時代は大きく変わってはいるが、人々は結局変わっていないのかもと思う。
民間人を含めた犠牲者は日本だけで310万人、全世界では6,500万人以上の犠牲者を生んだ太平洋戦争を含む第二次世界大戦。
人類はあれほど凄惨な戦争を経験しながらもいまだに世界のどこかでは戦闘が繰り広げられている。
兵器の開発は進み、人が介在しないでも人を殺すことができる兵器も誕生している。
もはやターミネーターの世界だな。
日本に住む私たちにはテレビを通じてしか見ることが無いが、これは世界のどこかで起きている事実。
私自身も、中東での戦闘で数名の方が亡くなってもどこか遠い世界のように感じている。
しかし、身近な人が1人亡くなったとするとどれだけの悲しみに打ちひしがれることだろう。
第二次世界大戦、太平洋戦争を経験した方々もかなり少なくなっている。
直接話を聞くこともこれからは難しいだろう。
だから学び続ける必要がある。
戦争の悲惨さを心に刻み続けるために。
戦争は「まあ、いいか」では済まされない。
一度始めてしまうと終わらせることは難しい。
何かを始めるにはゴールを決めておくことはプロジェクトマネジメントの鉄則だ。
温故知新
過去から学び、よりよい未来を築いていくことが、我々人類の大いなる課題ではないかと思う太平洋戦争開戦80年目。